社会人教育

高度金型設計技術者育成講座(福岡県との連携)

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 製造業はあらゆる産業の中で、経済波及効果が高い業種であると言われており、ものづくりに関わる中小企業の技術力の底上げが、政策的に重要であると認識されています。
 特に金型は、ものづくりの生産性や品質に重要な役割を果たすため、その金型設計製造の技術力を高める事は重要となります。
 先端金型センターは、その創設時より、中小企業の中堅術者を対象として、最新の金型設計・解析・加工技術について、座学および演習を実施してきております。
 これらの事業は、経済産業省や厚生労働省と、福岡県商工部 中小企業技術振興課との連携を取りながら実施しています。




金型デザイン教育

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 金型を用いた部品製造は、他の製造方法では実現できない程の圧倒的な生産性と低コスト化が得られます。しかしながらこの製造方法は、金型形状の転写に基づく製造方法であるため、部品に必要とされる精度よりも、さらに高精度な金型を設計し製造する必要があります。
 金型は、製品の品質、コスト、納期に直結する、ものづくりの根幹を支える重要な要素技術であるため、国内の金型デザイン能力を維持・進化させていく事が、将来にわたって、ものづくり立国であるために重要となっています。
 学生の実践的なデザイン能力を育成するために、企業や工業会との連携を通じて、金型デザイン教育を実施しています。




中小企業連携

本学の持つシーズと、中小企業の得意領域をうまくマッチングさせながら、産官学による連携などで、独自の新しい技術開発や製品化へと結びつけていきます。

機能性を追求したデザインチタンスプーンの開発

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高齢者の持ち心地・食べ心地評価

 福岡県内の中小企業5社から成る「チタンF-工房」と先端金型センターの連携により、チタン製スプーンの製品化を実現しました。
 チタンはスプーンの材料で通常使われる鉄やステンレスよりも半分の軽さであり、また医療用材料として使われるように、アレルギーを起こしにくい材料としても知られています。耐食性の高さなど多くの特長を持つ一方で、加工が難しいという課題がありました。

 先端金型センターは、厚肉チタン材料の鍛造加工を容易化する金属結晶化微細化技術に加え、持ち心地、食べ心地の向上を図る感性評価を、3Dデザイン・3Dプリンター技術に基づき開発し、デザインチタンスプーン開発での技術協力を行いました。

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デザイン・チタンスプーン開発に関する記事が掲載されました。記事を読む 記事を読む2




自動車部品製造デザイン

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 自動車を生産するための技術は、日々進化しています。自動車部品製造のための金型製造技術についても例外ではありません。
 金型は大量生産に使われるにもかかわらず、
金型製造は、多品種1品生産であるため、計算機による製造性解析(CAEシミュレーション)は必須の技術となっています。

 自動車部品製造デザインは、大学院教育の中で、自動車製造デザイン情報処理特論I,IIの講義科目として実施されています。

 先端金型センターが窓口となり、金型製造に関わる解析ソフトウェアを中心に、企業講師による最新テクノロジー教育実習を実施しています。




生産加工実習

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身近な製品に使われる部品や金型が、どのような加工方法や工作機械で使われるのか、実習を通じて理解していきます。機械部品の加工・組立を通じた学生教育で、機械製作法の理解を深めていきます。先端金型センターは、金型製作に使われる工作機械を加工実習に提供しています。




青少年ものづくり啓蒙活動

小中高生の見学受入

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 センターでは、小中高生のセンター見学受け入れを実施しています。先端金型センターにある実際の工作機械を前にして、ものづくりの現在、そして未来のものづくりの進化について、小中高生にも解りやすい説明を心がけています。
 ひとりでも多くの青少年が、ものづくりの世界を志すようになる機会を作る事に貢献しています。

小中学生ものづくり体験

 現代の子供達は、圧倒的にものづくりの経験が少ない状況にあり、ものづくりの楽しさや喜びを知る機会が足りません。日本機械学会との共催で、ものづくり体験を通じた、ものづくりへの理解を深める活動を実施しています。




海外大学との共同研究

生産加工系の研究者との研究交流を行っています。